パルクール

「まるで忍者」、「現代の忍者」などと表現されるパルクールですが、いったいどのようなものなのでしょうか。

パルクールとは

パルクールとは、フランスの軍事訓練から発展して生まれた、走る、跳ぶ、登るといった移動所作に重点を置く、スポーツもしくは動作鍛錬である。障害物があるコースを自分の身体能力だけで滑らかに素早く通り抜けるため、走る、跳ぶ、登るの基本に加えて、壁や地形を活かして飛び移る、飛び降りる、回転して受け身をとるといったダイナミックな動作も繰り返し行われる。(wikipedia参照)

簡単に言ってしまえば「早く移動する為の手段」となりますね。運動会でおこなった障害物競争の大人版といって良いのではないでしょうか。もちろん子供たちにも人気のスポーツです。

フリーランニングとは

パルクールの動きに宙返りなどの技を加え、パフォーマンス要素を取り入れたものと言われています。区別する事もありましたが現在では「パルクール」として世界共通で通じるようになっているようです。

パルクールで重要な事

障害物を飛び越えたり、素早く移動する姿はかっこよくて憧れます。しかし、ちょっとした事で大怪我につながる事も多いようです。そのため、しっかりと安全面を確保しながら練習する事が重要になってきます。ジャンプして飛び越える前に、着地など体への衝撃を軽減する動作をしっかり学ぶ事が重要となるようです。映像など観て簡単そうだからとまねて大怪我をしないように、まずは指導者に教わりましょう。

必要な道具

身体能力のみを使い障害物のあるコースを通り抜けるスポーツのため、スポーツウェアとシューズがあれば始める事が可能です。服装は引っ掛かりやすいデザインのものは避け、運動しやすいウェアを選ぶと良いようです。シューズは紐がほどけやすい靴は好ましくなく、初心者は底が厚めでクッション性に優れている物が良いそうですが、慣れてくると足裏感覚を活かすために薄い物を使ったりするようです。パルクール専用のシューズもあるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

パルクールの技

技を分類すると、「着地」「跳ぶ」「越える」「歩行(四つ足)」などがあり、壁系の技や手すりや鉄棒などを利用することもあります。さらにアクロバティックな宙返りなども加えると難易度も上がります。

練習場所

練習は屋内と屋外の両方で行えます。自分に合った方を選ぶと良いでしょう。屋内は天候に左右されず、専用施設では様々なコースを作り、マットなどを使用して怪我のリスクを下げる環境を整えています。屋外は公園などで遊具やベンチなどを利用し、アクロバットは芝生や砂場などで行います。

まとめ

パルクールは素早く合理的な移動術です。はじめは指導員に学び、難しい技に挑戦していくと良いでしょう。パルクールは移動の練習で心身を鍛え、どんな状況でも対応できる事を学べるスポーツと言って良いのではないでしょうか。

コメント

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