武蔵忍士団の思想

武蔵忍士団は、異質なものを共生、共栄させて釣り合いのとれた状態を「調和」として、争いの生まれない状態を求めます。さらに、調和のとれた「二つ」の状態から、融合し争う相手もいない「一つ」の状態を求めます。この「一つ」の状態が「融和」です。融和は静の中に趣きがあり、奥深くはかりしれない状態です。 調和は相手を気づかい、敬う心から生まれます。融和は、わび・さび、幽玄の探究により得られる無我の心です。この調和と融和の二つの心を武蔵忍士団は「忍士道」として伝えようとしています。