御徒町

レポート

忍士調査隊 徳大寺 編

忍者の信仰するメジャー級の神様は摩利支天(まりしてん)ではないでしょうか。摩利支天は、仏教の守護神で陽炎を神格化したものです。陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で疾行し、自在の通力を有するとされています。これらの特性から、武士階級の守護神として摩利支天への信仰が広まりました。