忍道教室の稽古は室内で基礎動作を学んだのち、野外の稽古も行っていきます。野外は平らな地面ばかりではありません。斜面や障害物もあります。注意するポイントがたくさんあり、考えないでも自然にできるように反復稽古をしていきます。地味な基礎稽古は身体ばかりではなく、心も鍛えられるため、重要です。
今回は移動と隠れる稽古の風景をご紹介します。
歩く
塀や梁などの場所でバランスをとりながら移動する稽古。
目をつぶり手探りで斜面の登り降りの稽古。本来は姿勢を低くしますが、今回は体を傾けないで移動する稽古。
足場の悪場所など歩幅を小さく小刻みに移動する稽古。通る道を瞬間的に判断し、足元ばかり見ず、視野を広くする稽古も含む。
飛び乗り、飛び降り
塀などを越える、飛び乗る、飛び降りる稽古。
いくつかのポイントを意識しながら体を浮かす反復稽古。
体を浮かす事が出来たら左右の足かけの反復稽古。
足かけ動作までできたら、飛び乗り移動の稽古。
乗る動作と同様に降りる基本の反復稽古をした後に、前向きで降りる稽古。
隠れる
移動から素早く身を隠す稽古。敵に追われた時など道から少し離れ、隠れてやり過ごす稽古。
隠れる側と探す側に分かれた稽古。角度をかえると丸見えですが、相手の移動にあわせ視界に入らない稽古。
障害物を利用した移動
移動の際に物を利用して進行方向を変える稽古。追手がいる場合はスピードが落ちると捕まります。
縄を使った降下
急斜面など移動する場合は縄を使うと安全です。縄を使った降下の稽古。
今回はカラビナ、エイトカン、スリングを使っての稽古。
平地で縄の使い方など学んだ後に実際に斜面での稽古。
ダッシュ
地味で辛いですが、直線の全力疾走の稽古。
炎天下の中、頑張りました。お疲れ様です。
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