手裏剣教室

入会して稽古5回目の生徒さんです。剣道少年で、手裏剣の経験はありませんでした。上達の速さに驚いています。

特に注目すべき点は動画の最後から2番目の打ち方になります。走り寄って、止まって手裏剣を打ち、後退する動作です。この動作は、様々な事をおこなった難しい打法になります。

1.攻撃の意思を出し、一気に間合いつめる。相手に少し遠くで攻撃を開始させる為に圧力をかける事が重要です。

2.相手の打ち込みを見切り、静止して攻撃を外す。急停止で体勢を維持しながら手裏剣を打つのは難しく、攻撃の当たらないギリギリの位置で止まるのは胆力が必要になります。

3.攻撃の間合いから離脱する為、後退する。本来は真っ直ぐ下がらないが、前進と真逆の方向に移動するのは体に負荷がかかります。

剣道で培った攻防感覚を活かし、説明して数分で出来るようになりました。

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