忍士調査隊 西念寺 編

忍士調査隊とは

忍者本来の生業である「調査・諜報」のうち
「調査」に重点を置き、様々な場所へ「調査」を行うことにより
皆様へ解りやすく忍者への情報を提供することを目的としたプログである

今回の調査内容

今回は「西念寺」
調査対象がどの様な所なのか、また忍者との関わりあいがあるのか
といった内容を調査してきましたので、最後までご覧頂ければ幸いです

【西念寺】


誰もが忍者として認識している
服部半蔵のお墓が建てられているお寺になります


ホームページにも記載されていますが
お寺のルーツを簡潔に説明しますとこんな感じになります


徳川家康公の嫡男(松平信康公)に仕えていた服部半蔵正成が
主君を供養する為に開創し、立てたお寺


「西念」とは服部半蔵正成が出家した時の名前が由来となる為
ここには服部半蔵のお墓が建てられている、という事なんですね


もっとも、この時の服部半蔵は既に
忍者としては活動していなかった
んですけどね…そこは一先ず置いといて


外観はこんな感じです

神々しいですね~古き良きお寺ですね~
アップにしてみました

服部半蔵のお墓

まっすぐ進んだ先に服部半蔵のお墓がありました。
勿論、ちゃんとお参りしてから撮影させて頂きました。

なんとも面白い形のお墓だなぁと思いました
お墓には「服部」の文字が

住職の方にお伺いした話では服部半蔵の子孫の方
年に2回程(主にお彼岸とお盆)お参りに来るそうですよ


出来れば子孫の方にお話をお伺いしたかった所ですが
そもそも忍者とは無縁の生活をしているとの事でしたので
これ以上の詮索は止めました(笑)

忍士調査隊のメンバーとお墓の前でニンニン

服部半蔵の槍

そしてこのお寺の目玉(?)といえば
「服部半蔵の槍」


服部半蔵正成は槍の名手として
「鬼半蔵」の異名が付けられているのです


その槍が代々寺宝として伝わっており
お寺の奥に大切に保管されていました
窓越しで撮影したので映りが悪くてすみません…


こちらも住職の方にお伺いした話では
この槍は戦災によって持ち手が損壊されている事もあり
地震等の災害が発生する度に壊れていないか
確認しにいくそうです



地震起きる度にとか住職の気疲れが凄そう…


因みに戦災で寺が消失される際
槍をとっさに草むらに隠した事で
持ち手のみの損壊に留めることができたようです。とっさの判断凄い!


忍者の御朱印帳


忍者である服部半蔵所縁のお寺なので、御朱印帳は
表紙が忍者!カッコイイ!
白と赤の2種類!どちらもカッコイイ!

他にも忍者お守り等が売られていました。
なんといっても渋いお守り!


勿論、私も御朱印帳を購入し、御朱印の記載をお願いしましたよ!
鬼半蔵の文字かっけぇ~!
左2つは上野東照宮と徳大寺の御朱印です。こちらはまた別の時にでも…

ご住職様

最後に今回お話をお伺いしたご住職様となります。



調査隊は半ば忍者の恰好してお寺を探索していたので
かなり不審に感じられたかもしれません…
その節は大変ご迷惑をお掛けしました。


そして快くお話をして下さってありがとうございました!
色々と為になるお話を聞かせて頂きました

まとめ


今回は最初のお寺調査ということで
忍者に所縁のある西念寺の調査をしました。


結果として
忍者好きには服部半蔵のお墓をお参りするだけでも一見の価値有り!
想像以上に大きい槍にびっくりすること間違いなし!
どんな不審者にも丁寧に対応して下さるご住職様が最高!(褒め言葉)
ということで、少しでも興味ある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか。


今回は忍者関連の調査ということで忍者中心の話になりましたが、
本来は浄土宗信仰のお寺となりますので
信仰心もどうぞお忘れなきよう。


ではこれにて!(ドロン)
ご住職様と一緒に合掌

執筆者:自来也

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