忍びキャンプ(野外宿泊訓練 編)

この世を照らす光あらば
この世を探る影もあり・・・

いつもの道場での忍術修行を飛びだして、今回は野外に宿泊訓練に行って参りました!
忍者の野外訓練というと山籠もりが多いのですが、なんと今回の舞台は
一族の忍者衆、ついに初の海合宿に出ました~!
そこで1泊2日ファミリーキャンプを平行しながら忍者達は野外訓練をするという、
ちょっとゆるく無理のない感じで今回はやってみました。

参加メンバーは武蔵忍士団の調査隊から、紫龍・あゆむ・電二丸・武堂・こあゆと、
メンバーのファミリー達も数名参加して総勢10名にて実施しました!

今回はまず全体の様子を拙者がざっくりとレポートしていきます!
※細かい解説などは追ってほかのメンバーがレポートして行くのでお楽しみに!

忍びキャンプの舞台は、神奈川県の真鶴のある
『ガンダーラ真鶴』というキャンプ場です!

ここのキャンプ場がまた凄いロケーション!とにかく絶景の一言。
崖下の海沿いにあるキャンプ場で知る人ぞ知るというマニアには有名なところで、
調査隊メンバーの電二丸さんがリピーターになっている一押しのキャンプ場だという。

本来は荷物をオーナー手作りのトロッコで有料にて崖上から降ろしてもらうのですが、
初回なので、忍者たちも頑張ってすべて担いで歩いて降ろしました!
うーん、きつい! 帰りは無理かな。ははは…。

※実はこのトロッコがもとで、後にものスゴイ事件が起こるとは、
この時はまだ誰も知りませんでした…!じゃんじゃんじゃーん。
※火曜サスペンス風

1日目
まずは居住スペースの確保と設営!

こちらのキャンプ場のワイルドなオーナーのガンダーラパパ(通称:ガンパパ)にご挨拶をすると、
調査隊の電二丸さんがここのリピーターなので、すごくフレンドリーに快くお迎え頂きました!
自由に楽しんでくれ!というガンパパに、一同で1泊2日どうぞ宜しくお願い致します!
という感じで、初の忍びキャンプスタートです!

ガンダーラ真鶴のワイルドなオーナーのガンパパさん                                 

忍者たちは居住ベースとなる陣張りをして、おのおのが泊まるテントを設営。
各自それぞれのスタイルでテントを建てるのが面白い!

スリングショットに挑戦!

周囲を偵察に海辺に出てみると砂浜ではなく、ゴロゴロとした石が多い浜みたいだ。
忍者が合戦で戦いに使用していた投石グッズの『スリングショット』を作成し体験してみた。

使用するのは、紐と転がっている石。
うまく作れれば原始的ではあるが、そこそこの破壊力のある武器にもなるかも知れない。
実際、調べてみると合戦では投石で死んでいる兵士が結構多いという。

石を乗せてぐるぐると回して放つ! 意外と難しかったですが、慣れてくると目標物にも当たるようになってきました。石がヒモから外れて落ちることが多いので、ヒモより手ぬぐいなどの布で作ったもの方が投げやすい印象でした。

調査隊の武堂によるスリングショットの実演

鉤縄と輪投げで遊びながら訓練!

忍者の忍び六具のうちの一つ『鉤縄』を使い、落ちている太い枝を引き寄せる訓練。
コントロールと鉤の使い方がポイントになります。くるくるぶん回して投げるイメージですが、
鉤を直接もって目的物に投げたほうが成功率があがります。
例えば小舟に乗り、敵の陣地に潜入したりすることを想定したり、重い武器を手元に引き寄せるときにも使えそうです。

一緒に参加した子どもたち用には、大小の木の枝やテントのペグを地面にいくつか刺し、
適当に切ったロープを繋いで『輪投げ』を作ってみました。
遊びながら集中力を養え、コントロールも身につくのでキャンプでは楽しい忍術の訓練になります。

火起こし体験!

野外キャンプ体験の醍醐味のひとつには、『火起こし』は欠かせませんよね?
忍者も任務に向かうときには、火起こしできる道具は必ず何かを携帯していたといいます。
野営で暖をとり、簡単な食事を煮炊きし、松明をかかげたり、武器としても火薬も扱っていたので、火の存在は忍者には欠かせませんでした。

今回はせっかく参加した子ども達にも火起こし体験をしてもらいました。
色々な方法がありますが、今回は火打石麻縄ロープを使い挑戦してもらいます!

麻縄を細かくほぐし火打石に載せて、火打ち鎌を打ちつけて火花を起こし発火させます。

打ち竹で火種の保存!

打ち竹を使い、起こした火種の保存をしておきます。
忍者は、竹筒の中にロープを仕込んだもので作った打ち竹というアイテムを持ち歩いていました。
一度起こした火種を簡単に消さずに持ち歩けるように、火をロープに移し竹の筒に入れて携帯し、潜入時の火薬の使用や、煮炊き、狼煙をあげる、夜半に潜入している屋根裏や床下など寒い時は懐にいれてカイロなどにも使っていたようです。
※今回は火種の燃え尽きる時間なども後に検証していきます。

みんなで夕食づくり!

今回は、調査隊メンバーのファミリー達も参加しているため、ファミリーキャンプも兼ねているので、
通常のバーベキューなどと並行して色々作っていくことになりました!
火打石で火起こしして肉や魚貝類を焼くなんて、なんだかいつものキャンプより楽しい気がしますね!
拙者は趣味の一環でBBQインストラクターの資格も持っているので、焼くのにも気合が入りました。

くノ一のツバメさんお手製の熱々手作りピザも登場! こりゃあ、うまそうだな~♡

調査隊メンバーの電二丸さん得意技は素潜りでの銛突きです。

今回ここでは銛突きが出来ない場所なので、事前に新鮮な魚やサザエなどを沢山ゲットして来てくれ、みんなには内緒で地魚などのお刺身をお造りにして出してくれました!
都会ではあまり味わえないほど新鮮で、トロけるように美味しくて皆が大感激!

※銛突きの紹介などは電二丸さんがまた他で解説してくれる予定ですのでお楽しみに!

花火を楽しむ

忍びキャンプでは、花火も重要なアイテム。
火薬や狼煙などを扱って仲間と連絡をとったりしていた忍者たちには、
花火も立派な勉強道具になります。
子供たちは、そんなこと関係なく盛り上がっていました!

暗闇検証!

あたりが暗くなると、忍者たちの活動時間がやってくる!

普段各自では出来ないことも忍者たちが集まっている今宵は可能なのです。

今夜は忍者の着ている忍び装束の色の検証をしてみました。
忍者といえば、全身黒い忍び装束ですよね?
でも忍術書によると本来の忍者は黒ではなく、柿渋色や呉れ色、藍色などの装束が多いとされてきました。黒い装束は歌舞伎の舞台で忍者役が黒子の衣装からヒントを得て作られたものが元になり、現代までそのイメージが舞台や映画などで受け継がれてきたものらしいです。

暗闇に潜む忍者は何色の衣装が一番目立たないか?検証です。

最初は地面にうずら隠れでうずくまる2人です。
デジカメの画像では表現に限界があるので、肉眼で見た感想です。
黒も目立たないが、やはり茶色のほうがより肉眼でも見えにくかったです。

続いて、3名により検証です。
今回は暗い夜の草むらの前に立つ場合です。
3つとも見えにくいですが、順番でいうと、草色 ②茶色 ③黒 の順で見えにくかったです。

まわりの背景で大分見え方が変わってみえました。
土の上では茶色、草むらでは草色がいいかんじ!
黒も全体的には見えにくいですが、月明かりなど少し明かりが入るところでは意外にも全身にシルエットが浮かび上がってみえました。
総合的にみると、私の肉眼ではやはり茶色が一番見えにくい印象でした。
うーん、やはり忍術書の文献には間違いなしですね!

一番感じたのは、暗闇でもやはり少し目立ってしまうのは人間の顔や手のような肌の部分
忍者がどうして黒い頭巾や口当て、手甲などで全身を覆うのも頷けます。
可能ならば、目元などにも黒いすすなどを付けるのもより良いかと思いました。

野営に挑戦!

今回、調査隊メンバーからは『あゆむ』がテントではなく、野営に挑戦しました!
ごく簡単な雨風しのぎのタープのみで地べたに寝ることを検証しました!
海岸前にある風の強いこの場所で、寒さとフナ虫・やぶ蚊の襲撃に耐えながら
一晩無事に明かせるのでしょうか?
詳しくは、あゆむ氏が別レポートしますので、ここでは簡単にご紹介!

2日目(最終日)

夜半には天気予報に反して少し雨が降ったようです。
野営したあゆむは大丈夫だったでしょうか??
まあ、忍者だから何とか避難したようです・・・はは、無事でよかった!

2日目の朝は、気持ちの良い朝日がお出迎え!

ここガンダーラ真鶴は海の目の前なので、朝は波の音と鳥たちのさえずり、
そして絶景のロケーションから始まります。

せっかくなので拙者は、ちょっと抜け出して朝からここの売りの一つでもある
オーナーのガンパパお手製の露天風呂(1回500円)に入りにいこうと思います!

オーナーの管理棟の裏にぐるりと回り込んでいくと・・・
ウッドデッキに埋め込まれたバスタブやシャワーなどがあり、自由にお湯を入れて使えます!

この壮大なロケーションを見ながらの露天風呂はとても気持ちがいい!

ちなみに海側からは見えないけど、入口のある崖の上からは丸見えなので水着着用必須です。
使ったお湯は自然に返すスタイルの露天風呂なので、シャンプーやボディソープは禁止のようです。
沖の方には早朝から釣り船がみえたり、岩場にはもう釣り人がいるのがみえました。

キャンプ場に飼われている沢山のネコちゃん達もかわいい顔をチラリと見せに来てくれたりしました。
なんでも、もしタイミングが合えば野生のタヌキなどもチラホラ現れるそうです。
いや~なによりも大自然バックに朝から入浴はもう格別ですね!

   運が良ければたまに現れる野生のタヌキ                                             

朝食作り

朝食は簡単にパン食の予定でしたが、昨夜大量に作った豚汁をほぼ食べていなかったので、
そのまま活用!パンと併用して熱々の豚汁うどんも作っていただきます!

子どもたちや女性陣は、デザート代わりに残った炭火を使って串に押したマシュマロを焼いて食べていました。やはり女性はどこにいても食後はデザートなんですね? なんだか楽しそうです♪

海岸でシーグラス探し!

女性陣の今回のテーマの中にはシーグラス探しが入っていました。
初日からヒマを見つけては海岸に降りてシーグラスを探していたようですが、
帰るまでの間にはどのくらいの成果があったのでしょうか?

じゃじゃーん! 実はこんなにたくさんみつけたようです!

あまりにもシーグラスがありすぎて、女性陣みんな滅茶苦茶盛り上がっておりました!
拾ったシーグラスはそれぞれみんなで分けて、キャンプ場のそばで買ったご当地プリンの空き瓶に詰めてお土産にしたようです!とてもかわいいですね~♡


その間に忍者衆は、せっかくの初の海修行に来たので、ちゃっかり記念撮影!

キャンプ場を出発!

最終日。名残惜しいですが、荷物をまとめてお世話になったガンダーラ真鶴を後にします!
たった1泊2日でしたが、初めてにしてはとても充実した忍びキャンプになったと思います。
実は色々計画していても、実際には時間的に出来なかったこともいくつかあったりしたので、
また次回の課題へと引き継いで検証していきたいと思います。

お世話になったオーナーのガンパパにお礼を言ってここを後にします。
皆が絶対ここはまたリピートしたいと思える、思い出に残るキャンプ場でした!

最後は例のお手製トロッコに荷物を載せて、崖の上の入り口付近まで運んでもらいました。

ありがとう!ガンパパ~ また絶対に皆でここにキャンプに来ますね~!

そして、お世話になったこの素敵なガンダーラ真鶴シーサイドキャンプ場を後にします。

石垣山一夜城の見学

最終日は、調査隊の電二丸さんお勧めでもある
豊臣秀吉の作ったといわれる石垣山一夜城に寄って帰ろうということになりました。
我々忍者としては、是非とも見学してみたい場所ですよね!

一夜にして現れた総石垣の本格的な城!

天正18年(1590年)、豊臣秀吉は20万を超える軍勢で小田原城を包囲しました。このとき秀吉が築城して本陣を置いたのが、石垣山一夜城(石垣山城)です。


丘の上を目指してどんどんと登っていきます。
お城といっても建物は残っておりませんが、城跡の配置などをみて当時の様子に想いをはせます。


とても丘の上では景色がよく、きれいな海がみえました。
きっと太閤秀吉などもこの素晴らしい景色を見たのでしょうね!


小田原城一帯を見下ろす笠懸山かさがけやまに築かれた石垣山一夜城は、決して一晩で築城されたものではなく、実際には80日以上の日数をかけて築かれたといいます。
築城のあいだ城は樹木で隠され、城ができたところで樹木を切り払うことで、あたかも一夜にして城が現れたかのように見せかけたのでした。これには敵の士気を下げようとする秀吉の明確な意図がありました。
惣構えで城下町を囲い、難攻不落の堅城とうたわれた小田原城でしたが、包囲からわずか3ヶ月で開城。北条氏直は城兵の命とひきかえに降伏しました。

石垣山一夜城跡は国の史跡に指定され、歴史公園として整備されています。

展望台の上から何気に下をのぞくと石垣のようなものが見えたので、順路を降りて見に行きます。
忍者衆はみんな本物の石垣には興味深々…可能ならば是非とも登ってみたいです!笑

かなり崩れていましたが、当時の石垣がそのまま残っていました。
忍者的には突起も多くて全然登れる角度でしたが、現状保存のため立ち入りは禁止みたいです。残念!

石垣山一夜城は小田原城側からは立派な城に見えましたが、急造の城であったため、反対側はまだ未完成だったといいます。城には、千利休や能役者などの他、淀殿ら側室も呼び寄せられたといいます。

戦国の武士たちの歴史に触れて全てのスケジュールは終了!
第1回目の忍びキャンプはこれにて幕を閉じました。

また次回も機会を設けてテーマを決めて、別の場所やなどにも忍びキャンプや体験取材を計画していきたいと思います!忍・忍

≪番外編≫ ヤンキー軍団 VS ガンパパ 

それは、夜も更けた頃に起こった事件です・・・

夜も更け海風が強くなってきたので、車に積んである予備の上着を取りに暗い崖を上がっていくと、
ガラが悪そうで不審な若者達が大勢入口でなにやら騒いでいる…

忍者姿の拙者がいきなり暗闇からスッと現れると、一瞬固まって驚いた様子のヤンキー軍団。

何をしているのかと何気に観察してみると、荷物運搬用のトロッコをいじくりまわしています。
沢山の荷物を勝手に載せて、事もあろうにエンジンまでかけようとしている様子。

下に戻って、子供たちと花火の真っ最中であるここの常連の電二丸さんに事の次第を告げると、
『そりゃ、トロッコを勝手に使うのはダメだよ、もし壊したら大変だ!』ということになり、すぐさまもう帰宅したオーナーのガンパパに連絡を入れる。

『今すぐに行くからそいつらにそれ以上勝手な事をやると警察に通報する!』と警告してくれ!とガンパパから依頼を受けたので、電二丸さんと拙者で注意に行く。
ヤンキー達はもうすでにエンジンをかけて奇声を発してトロッコに乗り込み、操作が判らず発進して暴走し、崖から何度も落ちたりして騒いでいる状態である。

いきなりの忍者姿の2名の登場で心なしかビビるヤンキー達はちょっと敬語であやまる様子をみせ、
一応今夜のキャンプ場の予約者だというので、暗くて大変だけど荷物はトロッコは使えないので担いで降りるようにと告げる。

しばらくして荷物を担いで降りてきたヤンキー軍団は、5人の予約だと言っていたのに8人もいるぞ。


普通キャンプ場では夜の9時頃にはほとんどの人が就寝に入る時間帯だ。
そんなこともお構いなしにワイワイと音楽をかけて騒ぎながら、勝手に施設の倉庫やコテージに入り込み何かを物色して色々と許可もなく持ち出している様子。
急に来たガラの悪そうなヤンキー達に、小さい子のいるファミリー層のお客さん達は怖がりテントに隠れてしまった。

場を乱すヤンキー軍団の様子をしばらく離れて自分たちのテント付近で凝視していると、崖の上から光が見えトロッコで急いで降りてくるオーナーのガンパパがやってきた!
ガンパパはそのままヤンキー軍団に詰め寄ると、マナー違反でみんなにも迷惑をかけ、勝手にトロッコを使うような奴はお断りだ!すぐに荷物を持ってここから出ていってくれ!と告げ、かなりのご立腹!

ところがヤンキー軍団はへらへらと笑い、俺たちは予約したお客様だ!なんで帰らなくちゃならないんだ!と馬鹿にした態度をみせ一行に取り合わない。皆かなりお酒も入っている感じだ。

『ここは俺の個人経営のキャンプ場だ、一から開墾して、トロッコも自作しているんだ!
あれの維持費に年間500万以上かかるんだ!勝手に動かして壊して君たちは弁償出来るのか?』
話もロクに聞かないヤンキー達の悪びれた態度に、ガンパパの怒りもヒートアップ!

そんなこともヘラヘラと馬鹿にして笑い飛ばし、決して帰ろうともしないヤンキー軍団。

すぐにでもここから帰らそうとするガンパパと、ヤンキー軍団の一色即発モード!
相手が老人に近いガンパパひとりだからといって舐め切って威嚇し、中には殴りかかるような素振りを見せるやつもいる始末。ヤンキー達に囲まれ、このままではガンパパが危うし・・・

そのとき! ガンパパの背後の暗闇から静かに黒い影が ひとつ、ふたつ、みっつ・・・


あれだけイキがっていたヤンキー軍団は、ガンパパの背後の暗闇に亡霊のように現れて浮かぶ、
黒い4つの忍者のボディーガードの姿にいきなりトーンダウン!

丁度、暗夜での訓練中であった我々忍者の師範衆は、全身フル忍者装束を纏い、音もなくガンパパの背後にスタンバイ!全員が武術の熟練者で誰も言葉も発さずに、じいーと鋭い視線で敵を威圧。

しかも誰も打ち合わせ無しで、全員が持参していた忍具の戦闘用武器をさりげなく隠し持って登場!
仮にヤンキー軍団が一斉に殴りかかってきてもあっという間に制圧可能!

                                          ※ 画像はイメージです!


いやー不気味で怖かったろうな…マジで。(笑)!
急にさっきまでの威勢はなくなってきて、『やはり今日は帰ります…』とのこと。

あの崖を荷物を持って戻るのは可哀そうだから、上まではトロッコに乗せて行ってやるよ!という
ありがたいガンパパのお言葉に『いや、俺たちにもプライドがありますんで…』と捨て台詞をいい、
再び大荷物を担いで、元来た険しい崖を登っていきました。

荷物を一回では持ち切れずに2回目に降りてきたときには、ハアーハアーと息を切らしていましたが、彼らが帰ったあとに『2回目降りてくる前に残った荷物にせっかくここまで来た思い出(重いで)として、大きな石ころをいくつか詰めておいてあげればよかったね!』といい皆で大笑いました!

彼らが帰った後には、テントに隠れていた他のお客さん達も何人か出てきて、
奴らが大暴れしたら僕らも銛などの武器を持って忍者たちに加勢するつもりでした~というので、
場を乱す侵入者の撃退祝いという感じでキャンプ場の皆様方と乾杯しました!

マナーの悪い若者も増えていると聞きますが、彼らもコロナ渦が長く続いてストレスを発散しに来たのかと思うと、少し哀れに思いました。でも皆に迷惑をかけるのは良くないですね!
キャンプ場では皆でマナーを守り楽しく思い出を作りましょうね!

今回のキャンプで何が一番の思い出かと言えば、
おそらく参加したメンバー皆がこの事件だったと思うので
最後に思い出の1ページの記録としてご報告でした

それではまた、次回の忍士調査隊レポートをお楽しみに! 

レポート記事:紫 龍


【ガンダーラ真鶴シーサイドキャンプ場】

神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1176-2
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【石垣山一夜城】

小田原市 | 石垣山一夜城 (city.odawara.kanagawa.jp)


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